2011年4月28日木曜日

紅茶と緑茶、meeting

明け方まで続いていた雨は朝もやとともにあがり、空を蔽う雲が明るさを増していた。通勤途中の車から眺める景色は瑞々しさであふれていた。草木の緑も、花の赤や白、黄色もすべてが濃厚な景色だった。最近覚えたばかりの漢詩の一節が、そのままの情景で現れたようだった。


「桃花 露を帯びて濃やかなり」

原文では「桃花帯露濃」と書く。たった五文字だが、その瞬間のすべてを切り取っているような力を感じる。どうしたらこのような表現力が身につくのか。才能というだけでは説明できないような気がする。眼前の情景とどれだけ真正面で向き合ったか、ということに深くかかわっているのではないだろうか。自然との向き合い方というものをずっと考えていたのではないだろうか。

今日の飲みもの:
紅茶と緑茶

共同研究者とのmeeting

2011年4月26日火曜日

マンデリングレードNo.1、車内

午前中いっぱいをかけて、論文の投稿を済ませた。PDFファイルも著者やReviewerに関する必要記入事項も完璧に用意したはずなのに、トラブルは起こる。著者の情報を入力しても、それがうまく反映されない。どうやら、入力したメールアドレスがJNS側のデータベースで自動的に照会され、所属や連絡先などの記入欄が符合した人物の情報で強制的に満たされるようになっているらしい。機械的に特定された個人そのものは正しいのだが、情報が古かったり一部抜けてたりするところがあるので手動で訂正を加えるも反映されない。ブラウザを変えたり、すべてを手動で再入力したり、共著者にsociety for neuroscienceの登録情報を変更してもらったりといろいろためしたがどれもうまくいかず。結局は、そのまま投稿してしまった。手塩にかけて育ててきた論文にこんなところでケチがつくとは、納得できないものが残る。

帰宅後、近所のスーパーに行く途中でブックオフに足を伸ばす。先日読んだ本が思いがけずおもしろかったので、同じ著者が同じような題材を扱ったものはないかと探してみた。みあたらず。著作リストを調べてみると、山を題材にした著作は先日読んだ本だけだったようだ。


今日の飲みもの:
マンデリングレードNo.1、車内

最近は鼻が詰まっていることが多く、
マンデリンの香りを十分に楽しめていない。

2011年4月23日土曜日

モカジャワブレンド、AXC-BB

午前中に本降りだった雨は、午後には弱まり断続的になった。重く垂れ込めていた雨雲はいくぶん高くなってきたので、雨の合間をぬって出かけることにした。自宅から旧4号に出て福島駅方面へと北上。途中、大森川と荒川を越える。川沿いの土手には桜の木々が立ち並ぶが、すでに見ごろは過ぎてる。花びらが落ち、猩々緋色のがくがあらわになっている。視線を移すと、菜の花が主役となって河原に彩を与えている。

目的地を特に持たないまま歩き出したとき、脚が自然に向かうのは書店か喫茶店になることが多い。旧4号から13号線に出ると、ひとまず書店に向かう。店内をひととおり物色した後、国土地理院発行の2万5千分の1の地形図を購入。自宅の周り、吾妻山、磐梯山、桧原湖の四種類。購買欲を満たしたあとは、コーヒーを飲んで一息つく。場所は駅前の目抜き通りにあるお気に入りの喫茶店。カウンターに腰をすえて、店主ともうひとりの客のやり取りを聞きながら本を読んだり、話に加わったり。楽しいひと時は瞬く間に過ぎ、店内に蛍の光が流れ始める。この喫茶店が入っている商業施設では、いまでも営業時間が短縮されている。街は平静を取り戻しているので、この施設もまもなく通常営業に戻るだろう。

今日の飲みもの:
モカジャワブレンド、ブルービーンズコーヒー

店主は僕のネル友

2011年4月22日金曜日

紅茶、職場

金曜日。今週刊行されたjournalをまとめてチェックして週を締めくくった。


論文を書く作業に注意が向いているせいなのか、他人がどんな文章を書いているのかが気になる。とくに気になるパーツはabstract。


チェックしたAbstractの中で一番読みやすかったのはKatznerの論文 (2011 GABAa Inhibition Controls Response Gain in Visual Cortex. JNS 31(16): 5931-5941)オーソドックスな文章構成で、シンプルなsentence。目的、手段、結果、結論をテンポよく読めた。これはぜひとも見習いたい。論文のインパクトや重要度は読者の評価にゆだねるとして、著者としては事実を正確に伝えられるように努力したいものなのだがこれがなかなか難しい。他人の文章を読んであーだこーだと言うのはそんなに難しくないのに。




夕方からは大学主催のセミナーに参加。
タイトルは「放射線測定の解釈と判断」。

原発事故から一ヶ月あまりが経過し、福島県内の環境放射線を監視する体制はおおかた整備された。福島県以外にも国や東電、各研究機関がさまざまのモニタ活動を行っている。

次に必要になってくるのは、測定された放射線量の解釈だということで
長崎大学の専門家が表題のとおりのトークをしてくれた。

気になる線量限度については、年間100ミリシーベルトという設定の根拠となりうる論文を知ることができたのでここに記しておく: 爆の被害者を調べた論文(Brenner et al., 2003 PNAS 100(24): 13761-13766)。



今日の飲みもの:
紅茶、職場の集会室

わが研究室には週に1-2回ほどのtea timeがあるのです。
今日のお茶請けは“はんじゅくちーず”。
「フランス産クリームチーズと新鮮な卵、筑波山麓のしぼりたて牛乳をたっぷり使用した、ふんわりソフトな口当たりの一口ケーキ」だそうだ。

2011年4月21日木曜日

ドリップ珈琲、デニーズ

地震のため福島を一時離れていた共同研究者が再び来福。3月11日来、中断していた実験を再開した。

「今日で最後のオペ。これが終われば来週から記録実験」というときに3月11日の地震が起こった。それから一ヶ月あまりで、実験室に再び明かりがともる。

破損した精密電子天秤の変わりに、昔使っていた電子天秤をひっぱり出したり、イオン交換器の修理を待っている間に、注射用蒸留水を使ったり、いつもとちょっと違うところもある。しかし、実験できているという状況はやはりうれしいものだ。


僕はといえば、投稿に向けて論文原稿の最終チェックにとりかかり、新しい実験のセットアップを始めた。

止まっていた時計の針が動き出す。

そんな表現がふさわしいような気分。

物事は着実に進んでいる。ひとつの歯車の回転が、別の歯車を動かし、それがより大きな歯車を回していく。僕の日常が、だれかの日常を動かし、別の誰かの日常が、僕の日常を動かす。


今日の飲みもの:
ドリップ珈琲(フリードリンク)、デニーズ

共同研究者をゲストとして迎えた、今日の「デニーズの会」は
いつにも増して楽しいものとなった。

2011年4月20日水曜日

Nescafe excella、職場

いままで手当たり次第にブックマークしてきた
原発関連の情報ソースを整理してます。

きょうは福島県内の各機関が公表している1次データをリストアップしてみた。

https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0An5tJHSgTqUjdHF4aVVEV1ZGamt1V2tZd0x5aHFqYXc&hl=ja&authkey=CLH47N0L


今日の飲みもの:
Nescafe excella、職場

地震の影響で図書館が今月末まで休館なので
新しい実験のための資料漁りができない。。。

2011年4月19日火曜日

マンデリン・グレードNo.1、In My Car

天気が悪く外が暗かったせいなのか、
それともここ最近にしてはめずらしく冷え込んだせいなのか
今朝の起床はすこしばかりおそくなってしまった。
おかげでせっかく淹れたコーヒーを自宅でゆっくり飲む時間がなくなり、
ホーロー製のカップから、保温機能つきのマグカップにコーヒーを移し変えて車に乗った。

3月11日の地震による崖崩れの影響で
片道5kmの道のりをたっぷり30分かけて通勤しなければならないので
車内でコーヒーを飲む時間はたっぷりある。
今日は雨のせいか、交通量が多い。
いつもより信号ひとつ分だけ渋滞の列がながくなっている。

けっきょく今日は、40分かけて200mlのコーヒーを飲む羽目になった。

明日からは裏道を使うことにしよう。


今日の飲みもの:
マンデリン・グレードNo.1
使用したマグカップは、就職祝いとして友人からもらったもの
被災しても壊れなかった数少ない食器。

2011年4月18日月曜日

マンデリン・グレードNo.1、自宅

論文原稿はいったん僕の手を離れて、共同研究先での社外開示手続きを受けています。
今日は添付するcover letterを清書。


添削してもらった英文はこちらで再び手を加える余地もないほどに
きれいさっぱり書き換えられていた。それをそのまま反映。
僕は様式美を追求。


cover letterで良く使われる様式は、Block, Modified block, Semi block style.
構成要素はどの様式にも共通で以下の通り。


1. Your own address or company pre-printed letterhead
(One blank line)
2. Date
(One to three blank lines)
3. Receiver address
(One blank line)
4. Salutation
(One blank line)
5. Letter body: Leave one blank line between paragraphs
(Two blank line)
6. Complimentary close
(Three or four blank line)
7. Signature


Left and right margins: 1 inch
Top and bottom margins: 1.5 inch
Serif font (e.g. times new roman) with 11 or 12 point 


以上はBusiness sceneで使用される一般的なフォーマットだそうだ。
これに可能な限り忠実な論文投稿用cover letterはおそらく以下のような感じ。


-----ココカラ------




Department name
University name
Address
City,  State Zip, Country

April 18, 2011


Editor-in-chief name
His/Her title (e.g. Editor-in-chief)
Journal name


Dear Dr. Editor:


     Letter body : First paragraph


     Letter body: Second paragraph


     Letter body: Third paragraph




Sincerely,








Author Name, Ph.D.




-----ココマデ------


これは今回使用したsemi block style。
modified block styleではletter bodyのインデントがない。
block styleはすべてleft justificationされていて、インデントしない。


体裁を整えると、なんだか様になっていてうれしい。
FBIのロゴでも入れれば、捜査令状のようにも見えそうだ。




一目見たときに「それっぽい」という第一印象が
査読者の心理に少なからず影響するという話にもうなずける。




ただし、上に示したスタイルにはいくつか疑問が残っている。
たとえば、Receiver addressは本来ならば文字通り住所を書かくべきところなのだが
論文用のcover letterに書く宛先ってどこの住所なのだろう?とか
送り主の連絡先(tel, fax, e-mail)などは書いてないけど大丈夫だろうか?とか
書くとすればどこに書くのだろうか?とか


気にし始めるとキリがないが、こんな作業は嫌いではない。




本日の飲みもの:
朝の日課
マンデリン・グレードNo.1、自宅


いまからもう一杯

2011年4月17日日曜日

KAGOME野菜生活100、大森城山公園

好天に恵まれたので、花見を兼ねたワンデイ・ハイクに出かけた。
目的地は大森城山公園。福島盆地の南端から飛び出した丘陵を利用した山城址で、
頂上の本丸跡地には公園が整備され、数多くの桜が植えられている。

午前10時50分に自宅を出発して、大森城山公園を目指す。
雲ひとつない快晴だが、薄手のスポーツジャケットだと、風が吹くと少し肌寒く感じる。
小倉寺大森線を西に歩き、県道148号水原福島線へと曲がる。
148号線から小道にそれて、城山の北東斜面を目指す。

北東斜面には、頂上まで続く未舗装の山道がある。
すれ違うのは普段着の老若男女。
ここが市民にとって身近な場所であることがうかがえる。

頂上につくと、一面のソメイヨシノは満開を迎えている。
多すぎず少なすぎずといった人数の花見客が
めいめいに春の陽気を満喫している。

遊具で遊ぶ子どもたちとそれを見守る母親たち。
芝生の上にレジャーシートを広げて食事する家族。
犬をつれた親子。ベンチに腰掛けてビールを楽しむ老夫婦。

僕は空いているベンチで昼食をとる。
西向きのベンチに腰を下ろすと、眼前の桜の木々が温んだ風に揺らされているのが目に入る。
桜の間から西吾妻連峰を望む。紺碧の山肌に、白い雪が残る山頂。
紺碧の空と山肌に挟まれて、雪をかぶる山頂が浮かんでいるようにも見えた。

穏やかな春の公園。
人々の顔は穏やかで、明るい。


今日の飲みもの:
大森山城公園での昼食時、
KAGOME野菜生活100 Fruity Salad、200ml

どこでもコーヒー、2回目の更新にして、コーヒー以外の飲みもの。

2011年4月16日土曜日

マンデリン・グレードNo.1、自宅

午前中、自宅の掃除をすませたあと高湯温泉へ。

玄関を出ると、道路沿いの桜並木が満開になっているのに気づく。
満開になるのは来週中ごろだと踏んでいたので、焦る。
高湯への道中、市内の桜の状況が気になって仕方がない。

目的の温泉は吾妻山の中腹にある。
吾妻山に向かって進むと、高度が上がるにしたがって桜の状況は
七分咲きから五分咲きへと変化する。
満開なのはどうやら、市の中心部だけのようだ。
しかし、吾妻山中腹での外気温も20度を超えている。
うかうかしてはいられない。

春は忙しい。
桜の見所は福島市内の主な場所で大森城山公園、弁天山、花見山。
今年は三春の瀧桜もチェックしておきたいところだ。
桜の後は、新緑という楽しみもある。
輝くばかりの新緑が吾妻山の麓から、中腹、山頂を順番に覆っていく様子は
木々たちの春の一大イベントを見ているようだ。
そのあとは、裏磐梯へと舞台が移っていく。

温泉帰りに、山歩きやキャンプなどの入門書を買い漁ってしまったのは
不可抗力というものだ。


今日の飲みもの:
帰宅後、買ってきた本などを読みながら
マンデリン・グレードNo.1